ウクライナ紛争をめぐる保守言論人の対立1 

ウクライナ問題に対する欧米日の偏向報道がよくわかるサイト

① 馬渕睦夫氏、篠原常一郎氏

https://kininarukabu.com/archives/22900

② 丸谷元人氏、松田学氏

https://kininarukabu.com/archives/22965


③これ(↓cargoさんのアメブロ)が一番詳しく、引用元もしっかりしたサイトだと思います。アゾフ大隊やオデッサの惨劇など、全て書かれています。ただし長いです。このブログでは、西側メディアのプロパガンダ(フェイクニュース)を暴いたり、検証する記事を定期的に更新しています。(篠原さんの動画で、ブチャ虐殺の真相など、日本のニュースのフェイクを検証していますが、YouTubeは時間を食うので、時間的に余裕がない人は、こちらのサイトがおすすめです)

https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12729112976.html


※これらのサイトは、Googleからではなかなかたどり着けません。

ちなみに、昨年Googleが統制していた言論は

トランプ側の言論(選挙不正関連記事)

ワクチンに反対する医師や科学者などの言論

イベルメクチンなどの薬の有効性を述べる医師などの言論

脱炭素政策に反対するトランプや専門家の言論

コロナの人工説をとなえる言論

などです。

今は

ウクライナ国内のネオナチについての言論

が、統制を受けていて、馬渕氏の言論もなかなか目につかないようになっています。

Googleがプーチン側の言論(ウクライナにネオナチがたくさんいるといった主張)を削除、統制しているかどうかを確かめたい場合は、

「ウクライナ、ネオナチ」のWordで、Google検索とduck duck go 検索を比べてみるとよくわかると思います。(bingはGoogleよりはマシですが、duck duck goが一番良いです。)


〜馬渕睦夫氏は陰謀論者か〜

最近、トランプ支持者の間で、プーチンへの見解をめぐって、対立が起こっています。

その中でよく見る批判が馬渕睦夫氏=陰謀論者という批判です。

これについての考えを、まず私の方から書かせてもらいたいと思います。

まず、結論から書くと、馬渕先生は、一般的な範疇では「歴史修正主義者」であることは言えると思います。

渡部昇一氏や馬渕睦夫氏の考え方は、おそらく学者の世界では、拒否されます。百田尚樹支持を言うと、学者やマスコミのようにリベラルが強い世界で嫌われやすいのと同じです。

渡部昇一氏は、英語が専門なので、国際政治については、本を出したり講演活動をしたりしていましたが、あくまでも「学者としては」英語に特化してご自身のステータスを保っていました。

つまり、彼らの政治的な考えや歴史観は、マスコミ的な価値観や、リベラル的な学者の世界では「タブー」「異端」であることは、間違いありません。

何故かと言うと、彼らの考え方は、学校教育の従来の歴史観を否定することになるからです。

例えば代表的なものとしては、「戦前の日本はドイツ、イタリアと並ぶ悪の国だった」という従来の教科書的な歴史観に対して「大東亜戦争はアジアを解放するために行った戦争で、日本は素晴らしい国だった」という考えを言えば、当然、多くの人は、「異端」「危険」というイメージを持つでしょう。

それは当然だと思います。

私自身も、学生時代はそう考えていました。

私も高校生までは、TVや新聞の言論誘導のまま生きていたので、渡部昇一氏の本などに感化を受け、「自分の受けてきた教育や知識」を一度白紙に戻して、疑い直そう、などと考えはじめたのは、大学生になってからになります。

高校までは受験のための勉強で一杯で、暗記が中心でしたから。

渡部昇一氏などは、先の大戦は、日本がエネルギー資源を絶たれたことの「自衛戦争」であると考えていますが、「日本=悪」という構造から出る、こうした見方は、戦後教育では長らく「異端」扱いをされてきました。

学校の教科書で書かれているような、従来の歴史観(日本は悪だとい う考え )に異を唱え、別の見方を提示している、と いう意味では、彼らは歴史修正主義者であるといえます。(歴史を政治利用するために資料を改ざんし、歴史を書き換える、という意味での「歴史修正者」ではない。)

なので、彼らの思想を学び、それを支持しても、現代の日本では、「学者としては」出世できない、ということは、予め、ことわっておきたいと思います

(ただ、渡部昇一氏は、実際の日本の政治には影響は与えていて、安倍政権時代には、歴史認識問題や皇室問題などで安倍さんに多々助言を行っていましたので、日本に与えた「影響力」は、とても大きいものがあります。)

〜なぜ、教科書とは別の視点を私が述べるか〜

では、なぜ、私が、わざわざそんな、教科書的な歴史観に異を唱える、「歴史修正主義者」の考え方を紹介するか、というと、世界大戦の危機にさらされている現在、もはや、そんなマスメディアの批判(「陰謀論者だ」と言われること)を、気にしている余裕がない、と、私が考えたからです。

私は2020年以降、世界は情報戦争の中にあると考えています。

そして、従来の学校教育的な歴史観、欧米メディア的な世界観(「日本は悪の国だから原爆を落とされたのは仕方がなかった」といった思考)から脱却しなければ、もはや「日本の未来を守れない」と、考えています。

だから、陰謀論と言われるのを覚悟で発信しているところがあります。

そして、おそらくそれは、茂木誠先生なども同じだと思います。


〜今の社会科教育に足りない視点〜

では、なぜ今の学校の歴史教育やマスメディア的な言論では日本は守れないと私が考えているのか。

今の学校の歴史教育に、足りない視点は何か。

それは、主として2つあると私は考えています。

それは、

①「経済的な視点」(お金、資源の流れから世界の歴史を読んだり、戦争の原因や影響を探る視点)

②「宗教的な視点」(世界宗教の思想の対立構図、中東の紛争やイスラエル問題の原因となっている旧約聖書問題など、権力者が信じている宗教思想に着目しながら、彼らの行動原理を読み解く視点)

だと、

私は考えています。

今の日本の歴史教育では「悪人は〇〇」「悪い国は〇〇」というように、「誰かを断罪」して「満足」しようとするような表層的な学びになってしまいます。

例えば、「ヒトラーは悪人」と言うことだけ知っていれば、とりあえず、世の中では「常識的な人たち」のなかに入れるし、ヒトラーを断罪すれば、戦争を解決できたような気になれます。

そういう人たちは、マスメディアがプーチンやトランプを叩いているのを見て、「自分も一緒にトランプやプーチンの悪口を言っておけば、他人からは危険視されないだろう」と思って一緒にプーチンやトランプを叩いて終わるでしょう。(もちろん、イメージで叩いているのではなく、彼らの主張や政策をしっかりと調べ理解しようとした上で、正当に批判している反トランプ、反プーチンの人もいるので、そうした良心的な人は除きます。)

そして、そのほう(マスメディアに合わせる方)が生き方としては「楽」に生きられます。自分の頭で考えることなく、テストで丸をもらえる「模範解答」を、そのまま 「自分の考え」として、真似してしまう方が、生き方としては楽でしょう。

〜誰かを断罪して満足する思考からの脱却〜

私も決して強い人間ではないので、マスメディア権威に頼って、彼らと同調し、保身に走りたくなる誘惑に駆られることは多々あります。

でも、「誰か同じ人を、みんなで批判する」ということで仲間意識を得る、という集団心理が、私自身はあまり好きではありません。

何故かというと、「自分が惨めになる」からです。他人からの同調を得るために自分の(本心とは違う)言論を展開するなら、それは、結局のところ、「ポピュリスト」になってしまった、ということを意味します。

本当の知は、タブーに切り込むぐらいの勇気のある人でなければ、得られないような、そうした厳しいものだと、私は考えています。

もちろん、その過程(知を求める過程)で、自分の推察や主張が、「誤り」であることは、何度も現れてくると思います。その際は、自分の過ちを認め、考えを改める潔さも必要だと思っていますが、単に他者からの評価を気にして、自分の言論をコロコロかえるようなことはしたくないと、私は考えていて、現段階では私はマスメディアよりも、陰謀論と揶揄される側の馬渕氏や河添氏に近い考えを支持しています。

〜「出口」ではなく「入口」を探る、という思考方法〜

私が馬渕先生や河添先生や渡部昇一先生を評価している理由の一つは、彼らの「思考方法」にあります。

戦争や紛争が起こったときに、多くの人は、真っ先に「出口」を探して、そこに押しかけようとします。「プーチンを殺せば、この戦争は解決するだろう」と考えるような思考がそれです。

だけど、本当に戦争解決の手がかりになることは、「出口」ではなく、実は「入口」にあるのではないか、と、私は考えています。

多くのメディアが言うように出口を求めていけば、プーチンを殺すこと、倒すことが戦争の出口であるように見えます。そしてそのために、ウクライナは懸命に戦い、両者とも、傷口がどんどん大きくなってしまっています。

もしプーチンが死ねば、その時点では、ロシアは負けますし、一時的にはその戦争は解決したように見えると思います。

だけど、長い目で見たときに、その後のロシア国民、ウクライナの国民に平和が訪れるか、といえば、それは難しいと私は思っています。

フセインというリーダーを失って混乱に陥ったイラクのように、ロシアの混迷は大変なものになるだろうし、ましてや、ロシアはイラクとは違い、核大国なので、次のトップがスターリンのような人になった場合、世界の未来は悲惨なものになると思います

だから、いたずらに出口を求めて突っ走ろうとするのではなく、なぜこの状態になったのか(なぜ戦争が起こったのか)、この問題を、入口(原因)から探そうとし、その原因部分から解決の手がかりを探そうと考えようとしているのが、馬渕先生や河添先生なのではないか、と、私は考えています。

〜ユダヤ人問題に切り込む勇気〜

戦争の原因には、ほとんどの場合、経済的な問題か、宗教的な問題が絡んできます。

そして、「お金の流れ」から歴史を見ると、どうしても「ユダヤ財閥」の問題に直面します。なぜ、ヒトラーの時代のドイツ人たちがユダヤ人を嫌ったのかも、お金との関わりが関係してきます。

また、共産主義について考えるとき、ソ連の「ロシア革命」についても、その背景にある、ユダヤ人問題が関わってきています。

だから、①②のどちらの視点でみても、ユダヤ人について学ばないでは、今世紀の戦乱を解決する道筋を見出すことはできない(おそらくユダヤの旧約聖書問題まで遡って、ユダヤ人の問題に立ち向かわなければ、世界の戦乱は終わらせられないのではないか)と、私は考えていて、その問題に切り込もうとしてきた、渡部昇一氏や、馬渕睦夫氏、茂木先生などを私は尊敬しています。

ロスチャイルドなどのユダヤ財閥の暗躍などを持ち出すと、マスメディアなどには「陰謀論」と一蹴されてしまうことが多い中で、

あえて、これらの問題に切り込もうとしてきた先生方の姿勢に私は敬意をもっています。

〜プーチンの行動を、プーチンの思想から読み解く〜

また、宗教に対する理解は、プーチンの行動を読み解く上でも重要です。

ウクライナのメディアでは、スターリンのホロドモールの憎しみの矛先をプーチンに向ける形で、ロシアとウクライナの分断がなされています。

ウクライナの法律では、最近は、「ロシア兵を民間人が殺しても良い」とする法律を出しました。

ウクライナ人にとっては、プーチンはスターリンのように、再びホロドモールのような弾圧を行う人だと考えているので、ウクライナがロシアに取られたら、「自分たちは自由がなくなる」と考えているのだと思います。

だから、ロシア兵を殺すことは、「自衛」であり、「正当防衛」だと考えているのでしょう。

ただ、実際は、プーチンがウクライナを支配したとして、再びホロドモールのような旧ソ連の共産主義的な政策をするかというと、私自身は「違うのではないか」と考えています。

何故かというと、プーチンはキリスト教徒だからです。

キエフはロシア正教にとって聖地ともいえるような重要な教会があります。

つまり、プーチンは、共産主義による領土拡大は考えていないと思います。

もし、領土拡大を目指すとしたら、それは、ロシア正教的な文化をもつロシア帝国の復活を理想として考えている可能性はあるかと思います。

だから、ロシアが今後もし領土拡張をするとしても、今のロシア(プーチンのロシア)がスターリン時代の共産主義に戻ることはない、と、私自身は考えています。

プーチンがクリスチャンであることを感じさせる動画がありますので、良かったら見てみてください。

「原爆投下映像を見て拍手するオバマと祈るプーチン

https://youtu.be/RPvP1iin5fc

プーチンは、アメリカの原爆投下を何度も批判しています。

だから、欧米的な価値観(アメリカはキリスト教のもとに建国されたとはいえ、彼らの人権は「白人」のもとの平等であり、白人以外には人権はないと考えていたので、欧米は人種差別主義のもと、植民地支配をしてきた)にも異を唱えているし、同時に、LGBT保護などにみる現代のアメリカのリベラル的な価値観もまた、否定しています。


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