夜明け前が一番暗い(アメリカ内戦危機についての動画を追加)
~深田萌絵氏動画~
アメリカ内戦と朝鮮半島有事が近いことについて述べられています(1月25日)
https://www.youtube.com/live/KIFR_T9oEw4?feature=shared
~伊藤貫氏による2023年総括動画~
アメリカ一極覇権の終焉について述べられています
https://youtu.be/LOSWGf3my9w?feature=shared
〜私に勉強の大切さを教えてくれた初めての教師〜
昔、いくつかのクラスでお話したことがありますが、私の中学校の時の国語の先生は子供時代を 中国で過ごしました。
戦争で日本に戻れなくなり、国交正常化の時に日本に帰国し、そして 国語の教師になった人でした。
毛沢東政権下(共産主義の統制経済)の食糧難を経験したその先生は
「飢餓というものが、どれほど人間らしい感情(人間としての愛情や義を求める心、家族で助け合う心など)を失わせるか」ということを、よく私たちに語って聞かせてくれました。
同時に 勉強し続けることの大切さを教えてくれた先生でもありました。
学校に行けなくなっても、毎日辞書を読み続け 国語辞典を丸暗記していたため、
小学校の途中からほとんど学校に行けなかったにもかかわらず
日本に帰国後は 国語の教師になることができました。
~有徳だからこそ苦悩したリンカーン~
読者の中には、優秀な人達がたくさんいるので
将来日本で指導的な立場につくような人も出てくるかもしれません。
でも、高い地位にあがるということは、それだけ責任が重たくなり、悩みも深くなります。
例えば、世界史上で、多くの人が偉人と認めるようなリンカーンであっても
南北戦争中は
夜中に 床を爪で引っ掻き、血をにじませながらうめいていたと言われます
声を殺すことができず、
使用人が リンカーンのうめいている姿を見つけてしまったことが
書物に残されています。
自分の家族を戦争で失うことも苦しいけれど
リンカーンのような有徳なリーダーであるならば
未来ある有能な自国の若者の命を戦争で失わせたことは その国の元首にとっては苦悩の極致だったのでしょう。
リンカーンは南北戦争後の演説で
「神は南部の味方でも北部の味方でもなかった。この戦争は奴隷制を持ったこの国自体に対する神の罰であった(=南部の人のみが悪いのではなく、全ての国民が耐えなければならない苦しみであった)」と言い、
国民が単純な善悪二元論(北部が善で南部が悪だというような単純な善悪二元論)で 分断されないように促しました
また リンカーンは 当時南北戦争で利益を得ようとしたイギリスの銀行家たちの融資を断り、自国の通貨を発行したので
リンカーン暗殺犯についても
ケネディ暗殺犯と同様、
銀行家を疑う説は根強くあります。
リンカーン暗殺を
ロンドンシティ勢力(香港ドルやイングランド銀行でのポンド発行券を握った銀行家たち)の仕業だと考える人は
最近、日本でも とても増えてきています(馬渕睦夫氏、渡辺惣樹氏、茂木誠氏など)
~政権交代前に世界大戦が始まることを懸念するトランプ~
昨年は、イスラエルとハマスの戦争もはじまり、
アメリカの覇権の終わり(アメリカの軍事力に裏づけされたドルの信用の終わり)が近づいていることを感じる一年でもありました。
また、世界的に反ユダヤ感情が広がりをみせた一年ともなりました。
昨年末は 伊藤貫氏も ユダヤ人問題に 上記の動画で鋭く切り込んでいました
反ユダヤ感情が高まりを見せる中、
ミアシャイマーなど、
ネオコンのウクライナ政策を強く批判してきたユダヤ人もいます。
だから ユダヤ人=ディープステートと考えるような短絡的な見方は決してしてはならないと思います
かつては、第二次世界大戦の経験から、企業経営者に倫理観を培うことで全体主義の防波堤を作ろうとしたドラッカーのような優れたユダヤ人もいました。
「国民に自由をもたらしたアメリカの独立戦争は成功だったが 国民に自由をもたらさなかったフランス革命は失敗だった」と語り、全体主義と闘い続けたのは、
ユダヤ人のハンナ・アーレントでした。
人間として尊敬すべき人達は富裕層のユダヤ人の中にも
たくさんいます。
だから ユダヤ人問題について論じる時、
私達は、
ユダヤ人が全て悪で抹殺されるべきだというような
単純な論理にいかないように注意が必要ですし、
同時に ユダヤの選民思想により パレスチナ人を全て抹殺しようとするような方向に イスラエルがいかないように
知恵を絞らなければならない、
と、思います。
反グローバリズム運動が世界各地で高まりを見せる中で
今世紀の戦争を解決するためには、
これまでもたびたび述べてきた通り、
このユダヤ人問題(米英のメディア·金融·軍事政策などを握ってきたネオコンやイスラエルロビーの問題、シオニズムの基にある旧約聖書問題)の解決の道筋を立てられるようなリーダーが 日本からも出てくる必要があるのではないか、と、私は考えています。
(トランプやプーチンはそれぞれの立場で このユダヤ人問題についての解決策の道筋を立てようとしているリーダーだと私は考えています。一方で 日本の岸田総理は そうした未来ビジョンを構築できず、ただただイスラエル国籍を持つアメリカ大使《エマニュエル大使》の言いなりであるように感じます)
現在、アメリカも内戦が近いと言われます(上記動画参照)し
トランプ自身、「年内に第三次世界大戦が始まる可能性」に言及していますが
今年、無事に(不正や妨害、内戦、朝鮮半島有事※がおこることなく)大統領選が終わることを 祈るばかりです。
※馬渕睦夫氏は、ネオコンが次に狙う戦場として 朝鮮半島有事を最も強く警戒しています
~古典文法再開します~
今年は 読者の中に受験生も結構いると思われるので
係助詞で止まっていた古典解説を
再開しようと思っています(今年度中に重要文のアップを終わらせようと思っています)
私がやれることといったら、それぐらいしかないので。
昨年は
私も ネギを植えたり、畑仕事をボチボチはじめたものの
農業が軌道にのるまではまだ年数がかかりそうです
とはいえ
日本も 中東の紛争でエネルギー資源の輸入がいつ止まるかわからない状態です
中国もバブル崩壊で暴動が多発していますし
アメリカも移民問題で国が混乱しています。
朝鮮半島有事が起これば 日本も 難民や移民問題に立ち向かわなければならなくなります
日本は 元旦の地震の影響で 原発への反発も強くなりそうなので
これからの時代
日本の政治家は日本のかじ取りもとても難しく、
しばらくは日本もエネルギー危機や金融危機などの激動の時代に立ち向かわなければならなくなるのではないか、と、私は危惧しています
そんな中で受験勉強に臨まねばならない若者達は 本当に 大変だと思います
けれど
シェークスピアは
「夜明け前が一番暗い」
と言いました
この混沌の時代の中で
新しい夜明けの時代を 切り拓いていける若者が
きっと
出てくると、
私は信じています