ビッグテックの暴走を止められるか
最終更新日(5月1日)
〜Twitterの行方〜
最近、トランプ支持者の間では、イーロン・マスクによるTwitter買収の話題で持ちきりです。
以前ブログで書いたように、トランプは、ビッグテックの暴走を止めようとして、法改正を目指しましたが、大手IT企業を敵にまわした結果、ビッグテックに叩かれまくり、選挙で敗退してしまいました。しかし、ここへきて、イーロン・マスクのTwitter買収により、トランプのやろうとしていた法改正(通信品位法230条の撤廃)が、かなう方向にアメリカが進むかもしれない、という可能性が浮上してきました。
言論の自由のために戦ってくれる、良心的な企業経営者が中国やアメリカから出てきて、全体主義に抗う力となることを、心から願います
日本も、もう少し、天下国家や人権のために立ち上がる企業家が出てきてくれたらいいな、と、思います。(自社の製品がウイグルの強制労働に加担している疑いがあるとわかったら、すぐに、中国から工場を撤退したKAGOMEのように。)
〜プロパガンダに参加する日本〜
今月初旬、日本の公安調査庁はアゾフ連隊をネオナチと認定した昔の記事を、公安調査庁の公式サイトから削除し、ウィキペディア日本版は「オデッサの虐殺」の項目を削除しました。
日本の大手メディアはGoogleと同じく欧米側のプロパガンダに参加、ウクライナのネオナチの過去の非道さや残虐さなど、ウクライナについての都合の悪い記事を伏せようと、言論検閲をはじめました。
篠原氏などの保守言論人は、こうした背景に、(日本とロシアを対立させたい)エマニュエル米大使の思惑、圧力が関係しているのではないか、と指摘しています。
また、4月以降は、毎日新聞などでは、アゾフ大隊と親しい角茂樹元駐ウクライナ大使が、アゾフの残虐さについて否定する記事を掲載するなどし、日本のメディアは、グローバリスト側(バイデン側)にたって、情報戦に参加しています。
最近は、在日ロシア人が不当な差別を受けた話を、Twitterでよく目にするようになりました。
昨年までは、私も日本が中国の全体主義にのまれることを心配していましたが、バイデン政権に移行して以来、中国よりも先に、アメリカの(ビッグテック誘導型の)全体主義にのまれそうになっている気がします。
〜戦争を長引かせようとするアメリカに追従する日本政府〜
アメリカのメディアの影響下、ロシア憎しの感情に煽られて、日本国民を危険にさらすような政策(自国の国防も整っていないのに、アメリカに追従し、ゼレンスキーやアゾフ連隊を英雄視する情報戦に参画し、自衛隊機をポーランドに派遣したり、戦争を長引かせるような政策)を行う現政権に、危機感を強めている今日この頃です。
中国と敵対しているインドですら、ロシアを同時に敵にまわさないように気を遣っているのに、インドよりもさらに軍事力のない日本が、ロシアを簡単に敵にまわし、アメリカが守ってくれると考える、日本政府の危機管理能力の低さ、無神経さに、危機感しかないです。
ブチャでの虐殺事件では、ウクライナ軍がやったというロシア見解と、ロシア側がやったというウクライナ見解で、見解が、真っ向から対立しました。
イスラエルは、ウクライナ軍かロシア軍かどちらがやったかわからないので、虐殺という行為自体は非難しても、現段階では、それについての主語特定は避けましたが、日本は平気で、欧米メディアの見解が正しいと決めつけて、ロシア側を非難しています。(戦争中の情報は両サイドとも嘘だらけなので、どちらか一方の発表のみを信じる態度は危険です)
〜ドイツの対応にプーチンはどう出るか〜
ドイツもまた、アメリカの圧力に屈し、戦車をNATOに提供することに決めましたので、プーチンはまもなく暴発するかもしれません。
そうした政府対応を 見るにつけ、アメリカ型の、メディア誘導型の全体主義に、今やドイツ、日本も、のみこまれて、世界大戦へと突き進んでいるようにも感じます
〜言論の自由の大切さ〜
カナダのように、ワクチン接種強制に反対した人たちが刑務所に送られたり、上海のように強制的なロックダウン政策という全体主義的な政策により餓死者が続出するような、日本がそうした方向に突き進んでほしくない、と心から願います。
今日本では、憲法に緊急事態条項を加えようと、憲法改正議論が行われていますが、この条例は、大統領令のような形でのロックダウンや預金封鎖などが可能になる法律でもあるので、「憲法改正」議論も、なんだか、「国民のため」でないような、、全体主義に向かっているような、、デジタル庁の設置にしても、最近は変な方向に行っている気がして、かなり心配していましたが、
イーロン・マスクには、世界の言論の自由のために、ぜひともがんばってほしいものだと思います。
通信品違法230条撤廃がかない、ビッグテックの暴走、マスメディア権力の暴走に歯止めがかかりますように。
そして、(今、トランプが水面下で必死で動いていますが) ビッグテックが隠蔽し続けてきたバイデンの汚職問題が明るみになることで、「バイデン=正義」として持ち上げて、ロシア叩きの世論を世界中に作ろうとしてきたマスメディアのストーリーが崩れ、このウクライナ戦争を停戦に向かわせる契機となることを祈るばかりです
〜プーチンの危機管理能力と日本を比べる〜
ウクライナ侵攻がはじまった時、西側諸国は、ロシアの金融システムを止めようと、ロシア国内の銀行から預金が引き出せないようにしようとしましたが、プーチンは、先に手を打っていたので、金融システムが混乱することはありませんでした。
プーチンは、予め想定される金融制裁に対して、防御策を考えていたので、今もルーブルは弱っていないどころか、逆に強まっています。
ひるがえって日本を見るに、もし今後戦争が広がり、日本の金融システムが攻撃を受けるようなことが起こったら、路頭に迷う国民が続出するのではないでしょうか。
日本政府は、万が一にも、金融システムが攻撃を受け、国民がカードも使えず、お金もおろせなくなったときの対応策を、果たして考えているのでしょうか。
〜一端ゼロになる?!〜
こうしてみると、藤原直哉氏が言っていましたが、こうした危機にあるからこそ、かえって、日本も、敗戦後の時に経験したような、根本から立て直しの時期が近いのかもしれません。
でも、日本人は、敗戦の焼け野原から立ち上がったすごい民族ですから、今後何が起こっても、きっと、様々な混乱の後には、再び、日本をより良い国へと立て直せる力を持っている、と、私は信じています。
かつて、敗戦後の日本で、資源もない極貧のこの国を再建させた力は、日本人の勤勉さでした。
勉強し、民意をあげていくこと、それがなければ、民主主義は、マスメディアに簡単に誘導される衆愚制となりはてます。
こんな時代だからこそ、新しい時代を切り拓くために、学び続けることのできる人達が、たくさん存在することが、人類の希望になるのだと私は思います。
将来、人類の希望となれるような皆でありますように
〜参考動画〜
ツイッター買収に関する動画が出ていましたので、参考動画として、追加掲載します。
ハラノタイムズ
カナダ人ニュース