反グローバリズムの逆襲2

 〜You Tubeに削除された対談動画〜

昨年8月28日のブログで、コロナの発生源に関わる動画をアップしました。

茂木誠先生と神谷宗幣さんの対談動画です。

その動画では、中国人民解放軍支配下の武漢研究所が、オバマ政権時に、アメリカのファウチ、ピーターダザックなどの支援を受けており、アメリカの支援を受けて、石正麗がコロナを人間にうつすウイルスへと進化させる機能獲得実験を行っていたという内容が語られていました。

つまり、新型コロナウイルスは、アメリカ政府関係者の一部と中国共産党人民解放軍が武漢研究所で共同開発したウイルスである可能性が高い、ということを示唆した内容です。

見た人も多いと思いますが、残念ながら今はもうYou Tubeに削除されて見られなくなっています。この件についてはbonafiderも報じていましたが、このサイトも、今は閉鎖させられてしまいました。

〜巨悪から大衆の目を背けるビッグテック〜

メディアは、こうした大切な報道は削除、統制し、誰が見ても「おかしい」とわかるようなQアノンの陰謀論の極端な部分とか、そういう、少数の人たちの悪をことさらに大きく報じて、トランプの印象を下げ、「コロナの発生源は武漢研究所だ」「脱炭素は経済をダメにする」「アメリカで大規模な不正選挙が行われた」「NATOは廃止されるべきだ」等と言った一国の大統領の主張(トランプの主張)は、全て「陰謀論」や「トンデモ言説」であるかのように報じ、「ワクチン副作用でどれぐらいの人が死んでいるか」等、政府の責任問題に発展するような、本当に重要な「巨悪」については、論点をずらして国民の目を背けようとしてきたのではないでしょうか。

〜メディアへの不信感が誕生させたトランプ政権〜

ただ、今回の参院選挙で、参政党の神谷宗幣氏の知名度が一気にあがり、日本で、反グローバリズム政党の参政党が議席を取ったことは、やはり、5年前のアメリカでのトランプ政権の誕生を彷彿とさせる動きではあるかと思います。

5年前にアメリカでトランプ政権が誕生した勝因の一つに、アメリカ国民のマスメディアへの不信感があると、私は考えています。

アメリカでは国民のメディア不信は、日本よりずっと強いので、トランプをマスメディアがいくら叩いても、マスコミ報道を信じていない人々は、Twitterで直接トランプの発信を読むようになりました。そして、「メディアはフェイクだ!」と言い放ち、マスメディアと闘ったトランプに軍配があがったわけですね(※)

アメリカで、トランプが政権を取った後も、トランプの発言を(切り取り報道や歪曲報道することなく、そのまま)報道してくれるメディアが日本にも少なかったために、トランプの発言をTwitter等で取っていた日本人の間でも、アメリカのように、マスメディアへの不信感が急速に拡大することとなりました。

そして、反グローバリズムの我那覇さんのような一部ネットメディアが、2020年に、視聴者数を大きく増やすことになりました。


※参考記事(神谷宗幣氏発言)

マスメディアと闘ったトランプについて(気になる株ブログ)

https://kininarukabu.com/archives/24876


ワクチン接種後の日本の超過死亡について(YouTube Abema)

https://youtu.be/CVGWakgsJ10

↑ Abemaの動画では、ワクチン義務化反対の神谷氏と、厚生労働省側に立つ宇佐美氏が討論しています。


アメリカで起こったことは5年ぐらい遅れて日本でも起こる、と、言われるので、今回の参政党現象は、トランプ現象と似たものを感じます。


〜グローバリスト同士の対立〜

コロナパンデミックが始まった頃は、中華系グローバリストと欧米系グローバリストは、反トランプで協働していましたが、今回のウクライナ戦争により、この2つの勢力も分裂、対立の兆しをみせています。

今年のアメリカの中間選挙では、トランプの復活が囁かれています。

2年後、トランプが復権すれば、世界はまた大きく変わることでしょう。

また、中国も、経済的な打撃に危機に立たされていますが、これを機に民主化への道が開かれることを切に祈るばかりです。(過去のブログでも書きましたが、私は中国政府を強く批判していますが、中国の一般国民自体を嫌いに思ったことはありません。ただ、国民の自由を取り上げる「共産主義」と、共産主義の中にある「暴力革命」が嫌いです。だから、中国の共産党一党独裁体制で、自国民の人権を踏みにじりながら、軍備増強していく今の中国の政権に対しては、戦争によらず、内部の民主化勢力による平和的な体制変換を強く望んでいます。)

〜グローバリズムの歪が日本にも来ている〜

ネオコンに追随する岸田政権下、今年後半の日本は、どうなっていくのでしょうか。

今、世界中で、グローバル化の歪が出てきて、それが、どのような形での終わりを迎えるのか、今、日本も重大な局面に立たされているような気がします。

ワクチン義務化への反対運動が起こったカナダ、アメリカ。ワクチン義務化への反発により政権交代が起こったオーストラリア。

強制的なロックダウン政策や、不動産企業の倒産による金融危機でデモが起こっている中国。中国の言論統制に反発を強める香港。一帯一路政策の影響を受けたザンビア、スリランカ、ミャンマー。アメリカの失態により政情不安に陥ったアフガン。

ウクライナ問題でのロシア制裁により、エネルギー危機に陥りそうなEUや日本。

一方でメディアが英雄視するゼレンスキーは、国内の野党を全て廃止し、反対勢力の資産を没収し、独立メディアを禁止して独裁化を進めていますので、もはやウクライナの民主主義もまた、ゼレンスキー自身の手で破壊されつつあります。

にもかかわらず、ゼレンスキー支援政策に見直しをかけることはなく、ロシア制裁が招いた化学肥料の高騰を抑えるために、化学肥料の利用を抑えた農家に補助金をばらまくことで、穴埋めをしようとする日本政府のやり方。まるで、アル中の人間が酒代欲しさに借金を重ねたが病気になり、酒はやめずに薬代を買うために更に借金を増やしているかのような有り様です。(←借金増やす前に酒をやめるべき=補助金まく前にロシア制裁やめるべき、と言いたい)。

昨年、グリーン政策を進めたスリランカは、そのグリーン政策(化学肥料禁止令)が、農家に打撃を与え、国の破綻を招きました。にもかかわらず、それと似たようなことを、岸田政権が今やろうとしていることを、日本政府は気付かないのでしょうか。(あるいはもし、政策立案者が、これを知っているとしたら、日本の官僚や政治家の中に、グレートリセットに向けて、日本を意図的に破綻させようとしている人達が存在することになります。)

そして、軍事拡大を進める北朝鮮と中国。緊張の高まる台湾海峡と朝鮮半島。

バイデン政権への反発から、ロシア制裁に加わらず、米国離れをする国々と、拡大の兆しをみせるBRICS。

グリーン政策に反発して立ち上がったオランダ農民と、民衆レベルで広がる反グローバリズムの動き。

エネルギー危機、食料危機に突き進む様々な国の混迷と、パワーバランスの急激な変化を見るにつけ、そして、日本での安倍氏の殺害を見るにつけ、人類史上、いよいよ世界史のクライマックスに近づいているかのような、そんな緊張感すら走ります。


〜変わりゆく環境の中にあって、変わらないもの、ブレない自己を求める〜

歴史上、大変な局面に立たされているような緊張感の中、1日1日をどう使うべきか、後れてくる若い世代に、先人達が命懸けで守ってくれたこの美しい日本(和を尊ぶ日本)を、きちんと受け継ぐことができるのか、(馬渕氏や我那覇氏が支持する参政党の飛躍に希望を見出しつつも)、安倍氏を失った危機感と、自分の無力感にさらされつつ、日々模索する今日この頃です。

2年前から、中国で、洪水被害が甚大化・深刻化してきましたが、日本でも異常気象の波が訪れています。

今年後半以降は、エネルギー危機、食料危機等で世界中の緊張感が高まることが予想されますし、世界恐慌も、もはや時間の問題に思えますが、

どのようなことがあっても、恐怖や憎悪の感情に飲まれることなく、様々な国難を乗り越えてきた歴史の先人達の知恵に解決の糸口を探しつつ、不動の精神を磨いていくしかない、と、私は考えています。

ブログをはじめて一年半。

私の国際情勢への見方(脱炭素政策やコロナワクチン強制などで、グローバリズム勢力が世界を支配しようとしている、という馬渕大使などの言論などの影響を大きく受けています)は、普通のマスメディアの論調とは違い、かなり特異な見方ではあったろうし、SDGsに逆行するかのようにうつり、読者を戸惑わせてしまった部分もあったかもしれません。

それでも、2021年の段階で、(マスメディアとは違った)こんな考えを持っている人達がいた、ということを示すことが、5年後10年後、振り返った時に、みんなにとって(良い意味でも悪い意味でも)参考になることもあるのではないか、と願いをこめつつ、心にとめておいてくれたら幸いかな、と、思い、その都度、その都度、私の知り得る情報や、思うままを書いてきました。(予想した以上に反発は少なかったですが、時々届いた反論メールも、個人的には嬉しく、興味深く、読ませてもらいました。)

今後も参政党などの反グローバリズム政党の動きに注目しながら、

日本を守るために何ができるのか、世界の未来のために何が真に正しいことなのか、引き続き考え続けていきたいと思っています。

みなさんも、どうか、長いものにまかれるのではなく、流されて生きるのでもなく、自調自考、悔いのない夏休みにしてください。

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