古典を学ぶ意味〜その1〜
〜この世相で、不審者も多くなる〜
最近、私の勤務先の学校で、校門前に白い服を着た怪しげな人が立っていて、「キリスト教の布教」という名目で、名刺を配るなどの活動をする、という出来事があり、生徒達が気持ち悪く思っている、ということがありました。
私の学校は無宗教なので、学校関係者が、不審者に立ち退くように言っても、「信教の自由だから」と言われると、強く言い返せなかったようです。
法律を持ち出されると、強制的に布教をやめさせるのは難しいく思えるかもしれませんが、
むしろ、ミッション系の学校関係者の方が、
立ち退きを迫るのは、やりやすいような気がしました。
ミッション系の学校であれば、
相手の目的が本当にキリスト教の布教なのか、単に個人情報を集めるために宗教を口実にしているだけではないのか、
どこの宗派や教会に属しているか、
聖書のどの部分を広めたいのか、
などを聞き出して、
「それは、我が校の教育理念として教えているキリスト教とはズレています、やめてください」と言えば
それで終わりです。
アメリカや欧州などでは、ミッション系が多いので、かえって、不審者や異端者を、追い払いやすいと思います。
キリスト教の知識があり、討論しても負けない自信があれば、ためらわずに、追い返すことができるのですが、
キリスト教の知識がないと、相手のどこが間違っているか指摘できないので、
追い返すのに躊躇いが出てきやすいと思います。
〜現代日本人は、なぜ価値判断能力を失ったか〜
先日、チャンネル桜で、伊藤貫氏が面白いことを言っていました。
現代日本人が価値判断能力を失ったのは、
1 明治政府が、廃仏毀釈により、仏教を弾圧したこと、
2 先の敗戦により、GHQの政策で、日本の伝統的価値観(万葉集から続く日本的なものの見方、神道など)が軽視されるようになったこと、
が原因である、と。
つまり、古来から日本人の価値観の柱となってきた精神的な3つの柱(「古事記など神道や武士道」「仏教」「漢籍(儒教などの思想)」)を、現代日本人が学ばなくなったから、日本の国力が弱ったのだ、と。
結果、宗教の基礎的な教養が足りないために、
戦後、高学歴者が、オウム真理教のようなテロ組織に簡単にはまり込んでしまうような国になってしまったのではないでしょうか。
こうした出来事を見るにつけ、
現代の若者が古典を学ぶ大切さを痛感することが多くなりました。
先日の伊東氏の動画は、古典を学ぶことが、なぜ大切なのか、ということを、伊藤氏が私のかわりに代弁してくれているような感じがしたので、うれしくなり、こちらにリンクをはらせてもらうことにしました
良かったら、時間のあるときに見てみてください。
(ちなみに、このことについて、述べられている箇所は最後の十分だけです。前半はウクライナ戦争や米大統領選の話が中心です)
伊藤貫氏 、水島総氏対談
※この動画の前半部分では、伊藤氏は「アメリカ中間選挙で民主党が勝てば、ウクライナ戦争が長引き、ウクライナでの戦争が長引けば、はやくて来年、日本は中国の属国になる」ということを、述べています。
※私の考えは、伊藤氏とほぼ同じで、バイデン政権中が日本の最大の危機だと思っているのですが、今回の中間選挙については、アメリカの上院は民主党に取られてしまい、残念でした。
※私としては、ヘルソンの一部をウクライナが奪還したこのタイミングで、できれば停戦に向かってほしいと、考えていた(11月当時)のですが、共和党は苦戦を強いられ、残念でした。
※残念ながら、これでウクライナ戦争の解決は遠のいたと私は考えています。(私は伊藤貫氏が信頼を置いている矢野義昭氏のTweetを読んでいるのですが、矢野義昭氏の戦況分析を見る限り、ウクライナは、やはり勝てる見込みはないと考えています、アメリカが支援するほど、核戦争の危険がたかまるだけだ、と、私は考えています)
※以前馬渕氏が中間選挙前に「アメリカが核を使うのではないか」と言った動画を紹介しましたが、その予想は外れたものの、私自身は、今後、ロシア側からもNATO側からも核使用の危険性は双方にある、と、考えています。
※10月、ロシアの最終兵器と言われる核魚雷「ポセイドン」を搭載した潜水艦が、どこかの海の海底を巡回していたらしいのですが、NATOの監視下からはずれてしまい、どこにいるか見つけることができない、ということで騒がれた時がありました。「プーチンはどうせ核までは使わないだろう」「通常兵器でウクライナに戦わせれば、ロシアに勝てるだろう」と高をくくり、軍備支援をエスカレートさせているバイデンは やはり、アメリカの大統領としては、あまりにも危機意識が低すぎると、私自身は考えています
〜Twitterファイルとファウチの証人喚問〜
今回、マスク氏のような、民主党支持でない大手IT企業家が、アメリカに出現したのは、やはり希望だと思います。
トランプの出現によって、アメリカで、意見が分断され、対立したとしても、それは、マスメディアが言論の画一化を目指す(=トランプ側の言論を統制する)より、はるかに良いことだと私は思います。
言論の自由がなければ、かえって、その国は暴力によってしか政権交代ができない危険な国となります。
マスメディアは、議事堂襲撃事件を、トランプのクーデター未遂と騒いできましたが、
あの時、トランプ前大統領がその気になれば、軍を出動し、暴力によって選挙結果を覆そうとすること(不正が疑われる州の選挙関係者を牢にぶち込むこと)は可能な立場にいたわけですから、
トランプがそれをやらなかった(軍を出さなかった)ということは、
トランプ自身が、国内を内戦(分断)状態に置くことを良しとしなかったということです。
少なくとも、トランプは、一国の大統領として、軍を動かせる権力を持っていながら、軍を使うことを「自制」したわけです。
やはり、暴力によってではなく、議論によって、選挙によって、政権交代ができる社会であることが、民主主義を担保する上で、最も大切なことだと私は思います。
イーロン・マスクが今回、Twitterファイルで
FBIが議事堂襲撃事件などに関与していたこと、
トランプ支持のTweetを排除して、民主党支持に傾くよう世論操作していたこと、
ハンターバイデンの闇について封殺しようと画策していたことなど
驚くべき内部情報を次々と暴露、公開したことは、
その意義は大きいと思います。
(もっとも、今回のTwitterファイルの大ニュースについて何も報じない時点で 日本のマスメディアは既に終わっていると思いますが、、。)
※Twitterファイルの内容の詳細は、Twitterで調べるのが一番確実ではありますが、とても長くて、しかも英語なので面倒くさいです。You Tubeで「カナダ人ニュース」さんや、動画が嫌な人は、『トータルニュースワールド』というサイトで、ポイントだけ見られます(山口敬之氏がメールマガジンで全訳を公開するそうですが、私は山口氏のメルマガは取ってないので、You Tube動画だけこちらにあげておきます。山口氏は安倍元総理の暗殺真相も追及を続けています)ので、興味のある方はこちらでどうぞ。
トータルニュースワールドのサイト(12月前半、ツイッターファイルの記事がたくさん載っています)
※「トータルニュースワールド」は、Twitterで共和党系のニュース(フォックスニュースなど)や、保守系言論人のツイートなどを紹介しているサイトです(したがって日本の主流メディアとは反対の論調になります、日本の主流メディアに慣れている人には「極右」に感じるかもしれませんが、共和党支持の人の生の声が載っているように思います。) マスク氏がTwitterを買収してから、保守系のニュースがTwitterでよく出回るようになり(以前は保守系の言論は出てきにくかった)、今年になってから、私もよくこのサイトを目にするようになりました。この発信者は、イーロン・マスクともTweetでやり取りをしているので、今回紹介してみました。発信者など詳しいことはよくわからないため、詳しい説明は控えたいと思います。もし別の記事で、何か不審な記事などを見つけた方がいたら、お知らせください
カナダ人ニュース
文化人放送局 山口敬之氏
また、今回無事にアメリカの下院で、共和党が過半数取ったことで、武漢研究所と繋がりを持っていたファウチに対する証人喚問が実現することになりました。※
バイデン政権で止まっていた、コロナの真相究明(中国共産党の人民解放軍が証拠隠滅を図った武漢研究所とコロナパンデミックとの関係についての追求)が進むことになると思うので、私はそれに期待をしています(共和党のランドポールが、以前からファウチを追及しています)。
※訂正します。申し訳ありません。これ(ファウチの証人喚問)は私の勘違いでした。上下両院の過半数を共和党が取れなかったので、ファウチへの追及はこのあと(2022年11月に行われた後)は、それほど進展しませんでした(2023年5月)
ただ、Twitterファイルでファウチの嘘についてかなり暴かれたことや
今年、プロジェクトベリタスによって、ファイザー社による機能獲得研究が行われていたことが暴露されることなどもあり、
ファウチ氏の罪についてはいずれ明らかにされることと思います。
共和党が下院を取ったことで、以前茂木誠先生と神谷宗幣氏の対談で言われていた通り、このコロナウイルスが米中合作である可能性は強くなってきたと考えます。
〜続く〜