台湾と日本は運命共同体
(本文最後に、動画追加しました4/10)
これって、かなりまずくないですか、、
https://seijichishin.com/?p=57351
実質、中国による、沖縄攻撃宣言ですよね。
※ちなみに、この記事のSCMPというのは、中国共産党系のメディアで、この記事(中国が台湾を攻める時は、日本の米軍基地を先に攻撃する、という記事)は脅しと取るべきかと思います。
この記事に恐怖して屈すると、彼らの思う壺(日本人が中共からの攻撃を恐れて、日本から、米軍基地を追い出してくれれば、中国は、台湾を容易に取ることができる)になりますので、屈するべきではありません。
※中国共産党が台湾(注★)を取った場合、日本の生命線とも言えるシーレーンが中国共産党に奪われることになり、日本は、先の大戦の時と似たような状況になります。(先の大戦の時には、アメリカの策略により、日本は、石油などのエネルギー資源が手に入らない状況に追い込まれ、開戦しなかったとしても、国民の多くが飢え死にしてしまうことが予想された。)今回、もし中国が台湾を取った場合、今度は、日本のシーレーンが中共に奪われることとなり、日本が中国の属国になって生き延びるか、飢え死にするか、中国は、日本に、それを迫ることができるようになります。
つまり、台湾の有事は、日本に、選択を突きつけることになると思います。その選択とは、日本が国防をかため、戦争できる体制を作り、台湾や欧米などの自由主義国≪言論の自由や人権を重んじる国≫と共に戦う覚悟を決めるか、憲法9条の精神(平和憲法の精神)に則って、日本の生存権を「平和を愛する国」(注1)としての「中国」に委ね、中共支配という「平和」のもと、香港のようになって生き延びることを選ぶか、どちらに向かうか、という選択です。台湾は、中共の統治下に入ることを拒み、戦う覚悟を決め、今、アメリカから武器を買うなどして、戦争の準備を進めていますが、中共が沖縄支配も目指している今、中共がその野心を止めない限り、日本も、まもなく、台湾と同じ状況に立たされる可能性が高いのです。つまり、台湾の未来は日本の未来でもあり、日本と台湾は運命共同体だということです。
注1.. 日本国憲法前文
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われら(日本)の安全と生存を保持しようと決意した」
「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会」
という文を踏まえて述べた。平和を愛さない中国政府の行動により、憲法前文の定義そのものが崩れている現在、憲法9条で自衛隊の行動を制限することが、日本を滅ぼしかねないという現状を示すために、あえて憲法の言葉を引用した。(チベットは、かつて、平和主義の仏教国であったものの、中共の侵略にあい、多くの寺院が焼き払われ、現在は中共の自治区となっている。政府抗議のための僧侶の焼身自殺は今も多発している。)
また、現在、政治が泥沼化しているミャンマーにおいても、邦人救出が急がれるが、憲法9条が足枷となって、自衛隊派遣ができない状態も起こっている。他にも、バイデンの対露政策により、欧米がロシアも敵にまわしてしまったため、ロシア情勢も厳しくなっており、世界中がきな臭さを増している現在、海外にいる邦人の救出のためにも、法整備が急務である。
米は、台湾に依存しすぎていた半導体の生産を国内に集中できるように今対策をたてているが、アメリカが台湾を守りたいのは、あくまでも「半導体」など、自国の利益が優先であるのも確かなので、日本はアメリカに頼りすぎるのではなく、自分で自分の国を守る決意も合わせて固めていくべき時期にきていると思われる。
※現代の日本は、明治維新の時代よりもさらに大きな、歴史的な岐路に立たされていると私は思います。特に、「現代の日本に生まれている」というだけで、私たちは、世界と地球の運命を背負った人生を歩んでいる、と言っても過言ではないほど、大きな使命を有していると思うのです。私が皆に、「学んで欲しい」と言うのは、「この時代の重要性」を知って欲しいからでもあります。そして、日本を守るために何ができるか、世界の未来の為に何ができるか、どうか、一緒に考えて欲しいのです。
※現在、アメリカは、コロナの広がりによって、多数の死者が出ており、このまま死者が減らなければ、今年は、アメリカ史上最大の犠牲者を出した南北戦争を上回る惨事になることになります。そうなれば、世界の覇権が、アメリカから中国に移る可能性もあり、ジェノサイドに苦しむ人々や、自由を侵害されて苦しむ人々を助ける鍵を握ってる国として、日本の行動が重要な鍵を握ることになります。
このように、今年は、昨年より、世界情勢は、さらに緊迫することが予想されます。
私たちは、今、歴史の生き証人として、この大変な時代を過ごしていると言えるでしょう。
気持ち引き締めて、1日1日を悔いのないよう、大切に過ごしていきましょう。
そして、昨年末も手紙に書きましたが、人心が乱れ治安が悪くなったり、不景気で詐欺が横行したりする時代になった時、皆を助けてくれるものは、「地位」でも「肩書」でもありません。それは、「信頼」だと私は思います。
先日、ある生徒からメールがあり、その生徒は、「大手メディアの報道で自分が見ていた世界が『嘘』ならば、この世界はマトリックスになってしまうのではないか」と、疑問を呈してきました。私は、彼の表現力、文章力の高さや、自分の意見を主張することのできる気骨に感心する反面、それを読んで、何ともやるせない気持ちになりました。
新聞やテレビNEWSで勉強してきた、こんな真面目な生徒が、自分の見てきた世界が、果たして、映画の「マトリックスの世界」なのかどうか、わざわざ検証しなくてはいけなくなるような、そんな世界になってしまったこと(主流メディアの信用が失われつつあること)を、教育に携わる人間として、なんだか、申し訳ないような、やるせないような、そんな、気持ちになりました。
でも、逆説的ですが、「何を信じたらいいのかわかりにくい」時代だからこそ、これからは、「信」が価値をうむ時代だと、私は思うんですね。
毎日勉強するのは、時には「何のためか」と思います。見たいテレビやゲームを我慢して、眠い中、宿題をやったり、提出物に追われたり、家事を手伝ったり、何の為にこんなに毎日キツい思いをしなくちゃいけないんだろう、と、おもうこともあるでしょう。でも、それは、全部、「無駄」ではないんですよね。皆は、そうやって毎日毎日、「信頼」を積み重ねているんです。
勉強したり、努力したり、部活にいそしんだり、委員会など、与えられた仕事をこなしたり、本当に頑張っている人は、必ず誰かがみています。
他人の目は「短い期間」なら欺くことができます。でも、「長い期間」、他人の目を欺き続けることはできません。1年、2年、3年、5年、、と付き合えば、友達だってあなたが、「信頼できる人」かどうか、やがて、わかってくるでしょう。
他人に誠実でいたときに、必ずそれは、自分に戻ってくると、私は思います。
そして、それは、「国や思想、政見の違い」を越えた絆を産み出すと、私は信じています。
中国共産党は今、非人道的なことを沢山行っていますので、国際社会は、その悪を止めなければなりません。しかし、それは、中国人が邪悪だということではありません。国を越えて、どの国にも、劉暁波のような、優れた人は沢山います。日本にも善人もいれば悪人もいます。人種や国は関係ありません。
だから、将来、日本が自国を守る為に、アメリカや台湾と一緒に、中共と戦わなければいけなくなるようなことが起きたとしても、個人として、友達と付き合う時には、国同士の対立や政治的立場を越えて、一個人としての誠意を持ち続けられるような皆でいて欲しい、と、強く強く願っています。
これからは、一時、「不信」の方が強く世を覆うように見える時代かもしれません。日本でもコロナの死者が増えれば、アメリカと同じく、中国人への嫌悪感を持つ人も増え、世の中がさらにギスギスしたものになってくるかもしれません。
最近、中国ではデジタル人民元を大量発行し、世界的にも、今デジタル通貨が溢れていますが、中国という「国としての信頼」や、デジタル通貨を発行するFacebookなどの「ビッグテックの信頼」などが失墜した場合、グローバル経済を牽引してきたデジタル通貨の信頼も失われることとなり、世界経済の危機を招くことにもなりかねません。世界的な大不況の中で、お金自体の信頼が失われることが起これば、そんな時には、デジタル通貨のバブル崩壊だって起こりえるシナリオだと私は思っています。
でも、そんな混沌とした時代だからこそ、「信頼」は貴重な価値になるのですね。人は混沌の中で、「信じられる確かなもの」(信じられる情報や信じられる人、信じられる価値など)を探すようになるからです。
だから、これからの時代は、嘘や誤魔化しを重ねて要領よく楽して生きていこうとするのではなく、「本当の自分」で勝負できるように、自分を磨き続けようとすること、誠実に、正直であろうとすることが大切です。それは、一見遠回りにみえながら、実は他者からの「信頼」を積み重ねることにつながり、それは、見えないけれど、「大切な価値」を貯金しているのと同じだと思うんですね。
「あなたが言うことなら信じる」と、周りに言ってもらえる人になれなければ、どんなに多くの知識があり才能が高い人であっても、周りの人は、ついてきてくれないでしょう。
「信頼を積み重ねる」
それが、これからの時代を生きいていくための、1つの指針だと、私は思います。
この混沌の時代に、確かな明かりを灯せるような生き方を目指して、一緒に頑張っていきましょう
※※※
注★ 台湾の歴史については、日本人は知っておく必要があります。ぜひもぎせかチャンネルで勉強しましょう(ただし、この動画は、少し古くて、香港の自由がまだ完全には奪われていない時期に、作られたものです)
なお、 台湾の蔡英文は、先日、南シナ海の東沙諸島周辺を、中国のドローンが旋回していることについて、「(台湾の領地である東沙諸島に)あまりに接近したときには、撃ち落とす可能性がある」と、警告した。東沙諸島は、日本からは遠いが、日本に石油が運ばれるシーレーンの重要な要所であり、日本もその重要性(台湾が東沙諸島などを守ることも重要であること)を認識する必要があります。
また、中国製のドローンは、現在、ミャンマーでも、民主化弾圧のために使われています。ミャンマーの軍事政権に対して、国民を監視できるドローンなどを、中国が売っている所を見ると 、ミャンマーの軍事政権のバックには、中共が絡んでいることが、疑われます。(中国は、ミャンマーの軍事政権と繋がることにより、ミャンマーのパイプラインを通じて、石油などエネルギー資源を安定確保しようとしていると考えられる。昨年、中国は、洪水などの自然災害に加え、西欧諸国との対立≪豪州から石炭の輸入が止まるなど≫で、電力不足に悩んでおり、それだけに、ミャンマーは、どうしても中共が押さえておきたい場所の1つであり、一帯一路構想の中でも、重要な地域でもある。)
参考記事