アメリカ不正選挙について①
以前、政治について思うことを「つれづれに」というブログで語った時に、生徒から、いくつかの質問が来ていたのですが、当時は、私の情報源としていたYouTube番組などを紹介することで、(時間的な都合もあり)、それらの質問にしっかり答えないままにしてしまっていました。賢い生徒なので、私が紹介したYouTube動画やサイトなどを見れば、大体、その解答に当たるような情報が得られるのではないか、、と思ったので、その時点では、きちんと説明しないでいました。
ただ、ちゃんと説明してほしいという人もいるかもしれませんので、それらの質問に対する答えをここでまとめておきたいと思います
(長くなると思うので、何回かに分けていくことになると思いますが、興味のない人は読まなくて大丈夫です)
一つは、アメリカが今全体主義に向かっているのではないか、ということについてです。
茂木先生は、今のアメリカは、「1984」の世界のようだと言っていましたが、なぜそう映るのか、ということを説明するためには、昨年のアメリカ大統領選~トランプの議事堂襲撃事件についての流れについて、説明するところからはじめなければならないので、「私が見てきた情報」から、この流れを、整理・説明していきたいと思います。
アメリカ大統領選~議事堂襲撃事件の流れ
①不正があった?
昨年の米大統領選では保守メディアを見ていた人達は、トランプが当選するのではないか、という視点が強く出ていました。それで、そのころ、私はよく我那覇さんの動画を見ていたのですが、開票日は、ニュースで「もうトランプが確定だろう」的な予想が立ったころで、私も寝てしまいました。ところが翌日、ニュースを見てみたら、「逆転劇が起きた」と騒がれていたんですね。それで、「何が起きたのだろうか」と、びっくりして、ネット番組で調べたら、どうもこの逆転劇に「不正」があったのではないか、という話があちこちから出ていました。
②トランプの誤算 ~オクトーバーサプライズがつぶされる~
選挙日以前から、マスコミやビッグテックのトランプに対する偏向報道はひどいものでした。例えば、昨年、アメリカの大統領選では、「オクトーバーサプライズ」といって、立候補者(トランプとバイデン)が自分の当選に向けての何か「サプライズ情報」を出すことになっていたのですが、トランプは、確か夏ごろに「今まで人類が経験したこともないようなすごい情報を出す」みたいな話をツイートしていたんです。それで、そのツイートがトランプ支持者の間で話題になり、Qアノンの「UFOでケネディジュニアがやってくる」「実はオバマはゲイでオバマ夫人は男だった」的な陰謀論?なのか、SFなのかよくわからない情報までとびかっていました。トランプ支持者たちの中には、こうした噂を出す変わった人もいたのだけど、そういう人は少数派で、信じてない人の方が多かったと思いますけどね。
でも、実際にトランプが出した情報は、(もちろん)そんなSFチックな話ではなくて、「バイデンの汚職疑惑」情報だったわけです。ハンターバイデンの、中国・ウクライナからの多額の金銭授受と、父親バイデンと中共とのつながり。その証拠となる情報が入った、ハンター本人のパソコンをジュリアーニが入手したんですね。そのパソコンの中に入っていた重大な汚職情報は、昨年10月に、ニューヨークポスト紙で流され、おそらく、そのオクトーバーサプライズによって、トランプは自分が当選できる、と、考えていたようです。(もし真実なら、現職の大統領が逮捕されることになるかもしれないわけですから、明らかにサプライズ情報ですね)
ところが、おどろいたことに、このニュースは、(圧力がかかったらしく)、すべて削除されてしまったんです。このニュースを取り上げたニューヨークポスト紙のアカウントが停止され、この記事を取り上げたYouTubeやツイ‐ト、フェイスブックなどのSNS情報も全て削除され、他の主流メディアも、一切このニュースに触れようとしなかった。だから、この「ハンターの中共からの多額の金銭授受」は主流メディアが「無視する」という手段に出たことによって、「なかった」ことにされてしまった。トランプ支持者たちの多くは、ネット上に流れた、これらのハンターバイデンの違法行為満載の動画(薬物を吸入していたりする動画など)を、実際に(ネットから検閲・削除されるまで)目にしてます。ただし、それを見たのは、トランプ支持者ばかりなので、そうしたトランプ支持のサイトを見ない多くの人は、そのニュースに触れることができず、トランプを当選に導くはずのサプライズは、ビッグテックの言論統制によって、かなり押しつぶされた感じで終わることになりました。
③優遇されすぎているビッグテック
なぜトランプがビッグテックに嫌われたかというと、いくつかありますが、その理由の一つに、トランプは、大手IT企業を規制するための法改正を行おうとしていたことがあげられます。(現在のアメリカの法律では、ネット上の言論をIT企業の幹部が企業判断で、自由に削除できる法律になっている。例えば、「最近、松江のケーブルテレビ(山陰テレビ)でワクチンの後遺症による相談が相次いついでいる」という医師のインタビューが報道された。それを、YouTube動画にアップしたら、速攻で削除され、これについての報じていたサイトも全て削除された。このように、現在の法律では、情報の「正邪」を「IT企業が」裁判官のように判断し、勝手に削除することが可能で、IT企業が「司法」を超えるような権力を持っていることになる。他にも、例えば、ある薬に対してその副作用リスクを隠して販売する業者がいたとして、その薬がいかに安全か、という嘘情報(広告)を打ち、その嘘情報のために誰かが被害をうけたとしても、被害者が賠償請求できるのは、あくまでも「業者」であり、その嘘広告で儲けているビッグテックは賠償責任を負わなくてもよいことになっている。要するに、ネットの言論で起こった様々な事件に対して、IT企業を訴えられても、賠償する責任を持たない。)トランプは、このようなビッグテクの暴走を止めるための法改正を行おうとしていましたが、ビッグテックは、「言論操作」によって、トランプを落選させようとして、トランプに対抗していました。
だから、トランプ批判のフェイク記事は、これまで、(削除されることなく)たくさん出てきた一方で、バイデン批判の情報は証拠映像まであるのに、載せてもらえずに押しつぶすことができたわけです。例えばトランプの脱税疑惑やロシア疑惑などは、後で嘘であることが判明したのですが、嘘が判明した後も、新聞などのメディアは、小さく訂正記事を載せるだけで、その訂正記事は、ほとんど目につかない場所に書かれる。しかも、日本に伝わる情報は、yahooニュースもグーグルニュースも、ネット情報では、「訂正前のフェイク情報」ばかりが目につくように操作し、訂正後の記事の方が目につきにくい状態におかれる。こういうある種の”トランプいじめ”が、何度もおこりました。そういうことが重なって、アメリカのトランプ支持者たちは、主流メディアに対する猜疑心が募り、「トランプは邪悪な巨大組織・ディープステートと戦っているのではないか」というQアノンみたいな陰謀論を逆にはやらせることになったように私には見えました。
④メディアの偏向報道に怒るトランプ支持者
昨年、主流メディアの報道では、「トランプ=アメリカを分断している」という論調だったけれど、トランプ支持者にしてみたら、それは全く逆なんですよね。「偏向報道をするメディア」こそが「アメリカを分断している」と考えている人が多かったし、私自身も、そう感じていました。情報自体が分断され、トランプ支持者が見ている世界と、日本の主流メディアやアメリカのリベラルメディアの見ている世界との隔絶がすごくて、全く違う情報空間を生きているかのような分断がおこっていました。だから、選挙結果の逆転劇も実はなんらかの「罠」 なのではないか、思わず疑いたくなる状況ではあったかと思います。
⑤選挙不正を見たと訴える3000人もの人々
それで、「不正」があったのではないか、という情報が出始めた時に、私も正確な情報を取りたたくて、「選挙不正」について調査していたシドニーパウエルとジュリアーニという弁護士がいるんですが、私は、この二人のツイートをチェックするようになりました。それで、弁護士の情報によると、「不正の証拠を見た」という人が3000人ぐらいいて、彼らは、裁判で証言するといって宣誓供述書に署名している(嘘があれば、相応の罰を受けてよい、という誓約書に署名している)のですが、その中(「不正」を見た人達の中)にはトランプ支持者だけではなくて民主党支持者も結構いたんですよね。ところが、こうしたことは、シドニーパウエルなど、個人のツイートや一部ネット番組では出てきても、主流メディアは、やはり、ことごとく無視しました。トランプに対する偏向報道だけではなく、この「不正選挙」に対する「情報遮断」をするメディアが、私は、とにかく「怖い」と感じました。
だって、3000人ですよ?3000人もの証言者がいて、公文書にも内容含めて全て記されています。その中の何人かは、ネット番組とか保守系のパーラーとかそういうSNSにも出て来ていて証言していたので何件かは私も覚えていますけど、そういう情報を一切流さない主流メディアって、(ワクチン接種後の死者数を報道しないのと同じですが)、ここは中国なのか?という錯覚に陥りそうになりました。
⑥裁判所に拒否られる
ただ、そうした宣誓供述書を裁判所で見せて証言すれば、「不正」が認められて、選挙のやり直しになる、と、私は思っていたので、楽観的に構えていたのですが、ことはそう簡単ではなく、今度は、「裁判所」が「裁判」を受諾しなかったんですよね。裁判所としては、もし裁判を受諾して、たくさんの証言や証拠などが公に人目にさらされることになると、「選挙のやり直し」をせざるを判断を下さなくてはいけなくなるわけで、大統領選結果を覆すことになるかもしれないような、そんな大きな任務を裁判所は受け負いたくなかったんだと思うんですね。それは裁判の仕事じゃない、政治は政治でやってくれ、ということでしょうか。「裁判所」がこの問題を審議することから「逃げる」という、、そういう予想外の展開が起こりました。
昨年は、アメリカのメディアだけではなく、司法に対する信頼もかなり落ちて、アメリカのイメージが一気にがた落ちしたような感じになりました。
他にも語れば切りがないのですが、ただ、アメリカの公文書(ラトクリフ報告書・ナバロ報告書)には全てその流れ(宣誓供述書の内容や、裁判拒否の流れなど)は書かれていますので、興味のある人は、そうしたもので調べてもらえばよいと思います。(本で調べるなら、山中泉氏の「アメリカの終わり」という本がおすすめです。アメリカの深い闇が見えてきます)
⑦最後の望みをペンスに託そうとしたトランプ
さて、不正選挙についての審議を裁判所に拒否られたトランプですが、彼が何をしたか、というと、最後の手段として、副大統領ペンスに託そうとしたんです。
1月6日に、「選挙人投票の開票」があったのですが、要するに、各州の選挙人の投票を議事堂で開票して、副大統領のペンスがそれを「承認」すると、それ(新しい大統領)が決まる、という流れだったのですが、それに対して、各州が「異議」を申し立てることができる制度になっていたんですね。つまり、「この州では不正があったらしいので、この州の選挙結果をそのまま受け入れないでくれ」とか「再審査させてくれ」みたいなことを各州の代表議員がペンスに頼むことができるんです。それで、「異議申し立て」が行われた場合、ペンスが承諾すれば、その場で証拠映像などを流すなどして話し合いの場が設けられ、話しあいの結果、「確かに不正があったようだ。この票を認めるのは問題があるのではないか」という判断が下れば、州議会に持ち帰って、もう一度票を数えなおすなり、議会で話し合うなりして、どうするか、というのを「決めなおす」ことができる、という「救い」の制度があったんですね。
トランプ支持者にしてみたら、3000人もの宣誓供述書が出ているのだから、その不正の訴えを認めてほしいし、認めてもらうまでいかなくてもせめて「報道」してほしいわけです。議会の様子は全て生中継されていたので、証拠になるような映像を、全世界に流すことのできるチャンスでもありました。
⑧アリゾナ州での異議申し立て
その開票は「A」から順番に行われたのですが、(Aからはじまる)アリゾナ州の開票の時に、「異議申し立て」が起こり、この時には、ペンスはそれを聞き入れて、「それでは、話し合いをしましょう」ということになって、そのまま話し合いに移行することになったわけですね。「まさにこれから不正の証拠を出せるぞ」という、ちょうど、そのタイミングで、あの「襲撃事件」が起こりました。それで、国会の中にトランプ支持者たちが乱入して、国会どころではなくなってしまったんですね。
⑨ 議会の中断と再開 ペンスに裏切られたトランプ
警察が出て来てもみあいになり、5人ぐらいの人が亡くなっています。その後、トランプが支持者たちに「家に帰れ」と促し、国会の外に集まっていたトランプ支持者たちが、誰もいなくなったところで、議会が再開しました。
中断されていた議会が、再び始まったのだけど、再開してからは、ペンスの態度がガラっとかわり、、身の危険を感じて怖くなったのかもしれませんが、早く終わりにしたかったのかもしれません、「もう不正に関する話し合いはやらない」「異議申し立ては認めない」という風に、ペンスが全ての訴えを拒否してしまったんです。それで、不正が疑わていた州の選挙人投票もそのまま(「不正ではない」として正式に)認められることになり、バイデン勝利が決定して、トランプの最後の望み(ペンスが不正疑惑の州についてその訴えを認めれば、その州の得票数は無効になるか、各州が持ち帰り、審査しなおす、というストーリーだった)が絶たれてしまった、というわけですね。
この時の心情を茂木先生はもぎせかチャンネルで、「ペンスの裏切り」※という動画を作ったのですが、この動画の後半で泣きそうになりながら、情熱的に語る茂木先生の姿が反響を呼び、もぎせかチャンネルの視聴数が一気に激増しました
※ ペンスの裏切り もぎせか YouTube
⑩ トランプ支持者たちの落胆
それで、トランプ支持者たちは、それ(バイデン勝利)を知ったのは、帰宅してからですから、「がっかり」ですよね。でも、支持者たちがさらにショックだったのは、主流メディアの報道です。報道では「トランプが『不正選挙を許すな』と支持者を煽り、支持者たちは、熱狂して国会に乱入した」というストーリーになってしまったわけですから。つまり、議事堂周辺に集まった自分たちの行動が「暴動」になってしまったわけですから。
⑪ 我那覇さんが見た風景
でも実際「普通の」トランプ支持者たちが見た風景は、この記事とは、全然違います。
私は1月6日、7日の時は、我那覇さんやハラノタイムズさんなどの動画を見ていますのでそれらの動画の視点で話すと以下のようになります。
⑫ 集会に集まった数十万(数百万とも言われる)のトランプ支持者
まず、トランプ支持者たちが、なぜ議事堂前に集まっていたか、というと、「不正選挙が認められる歴史的瞬間」にその場にいた、ということが、後日記念になるだろう、と、期待していたからです。そして、大勢のトランプ支持者が議事堂周辺に集まることによって、「ペンスに期待している人がこれだけ沢山いるよ」ということを示すことになり、「ペンスはちゃんと、不正の訴えがあった州について、その訴えをちゃんと聞いてくださいね」というシグナル(悪く言えば圧力)を送ることができるので、トランプが、支持者たちに呼びかけて議事堂周辺に集まることにしたわけです。
⑬ 当日のスケジュール(3人の演説が予定されていた)
議事堂近くでの集会は、タイムスケジュールが、前もって決まっていました。集会では、2日の間に3人の演説が予定されていて、この日の1人目はトランプの演説でした。計3回(3人)の演説は、それぞれ別の場所で行われる予定でした(一人目は前日に行われた)。この日のトランプの演説は、議事堂から徒歩で20〜30分以上かかる、少し離れた場所で午前中に行われて、我那覇さんはそれを見に行きました。それで、たくさんの人達が集まっている様子を、カメラでとっていたのですが、人が多すぎて、トランプの姿は見えません。確かにみんな熱狂していました。演説中、少し肌寒くて立ってじっとしているのがきつかったらしく、トランプの演説途中で、次の集会場所(2人目の演説場所)である議事堂前広場に向かいはじめる人が出てきました。我那覇さんもトランプの演説が終わる前に、議事堂に向かいました。
ところが、議事堂に向かったら、何か怪しげなことがおこっていました。警察に追い返された支持者が自分たち(我那覇さん)の方に向かってきています(あぶないから来ちゃだめだ)と言われますが、我那覇さんは何があったのか気になり、議事堂に向かいます。
つまり、トランプが「(次の集会場所である)議事堂に向かってみんなで歩こう」ということを促すのを聞く前に、我那覇さんは、1回目の集会場所(トランプの演説場所)から離れて、歩き始めたのですが、我那覇さんが、議事堂についた時には、すでに、議事堂への侵入は始まっていたわけです
⑭ 報道と実際のズレ ~「歩け」が「暴動の扇動」に~
ところが、主流メディアの論調は、矛盾することばかりなんですよね。トランプが「歩け」といったことを「暴動を扇動した」としていますが、トランプは、次の集会場所が議事堂前広場だから「(議事堂に向かって)歩こう」と言っただけだし、仮に、トランプのその言葉を聞いてから、支持者が歩いても、議事堂襲撃が起こった時刻にはそもそも間に合わない。だから、「トランプが扇動した」というのはマスコミがトランプを貶めるための「ストーリー」を作っている、としか思えないんですよね。
⑮ 議事堂乱入者の証言を調べる
その証拠に、議事堂に潜入してつかまった人達がたくさんいますが(ガラスを割ったりして侵入して捕まるのは違法行為なので捕まるのは仕方ないですが、、割れたガラスの中から侵入した女性が一人いて、その女性は警官に撃たれて殺されました)、その人達(逮捕者)の証言の中に、「トランプの言葉に熱狂してここに来た」という証言者が一人もいないわけです。もし、侵入者の証言として「トランプの演説を聞いて議会に侵入した」という証言があれば、主流メディアの「トランプが暴動を煽った」という報道は、「調査・事実に基づいた報道」として、正当性があります。でも、そうした証言は、数百人の逮捕者の中から、ただの一つも出て来ていません。報道に「裏付け」が一切なく、ただただ、トランプが「暴動を扇動し」、支持者がそれに熱狂して暴動を起こした、というストーリーを作って報道するのは、やはり、ある種の「トランプネガティブキャンペーン」のようにしか見えないわけです。
⑯アカウントを削除されたトランプ
そして、「トランプが暴動を煽った」という理由で、この日以来、トランプの言論空間はアカウントを全て削除されることになりました。この「暴動扇動」の罪により、トランプは言論弾圧されてしまったわけですね。
プーチンも、この真相を見抜いたらしく、バイデンとの首脳会談で”脅し”めいたこと(「私は、議会襲撃事件の真相について知っていますよ」的な話)を語って、バイデンを脅したりしています。
⑰なぜか、SNSがつながらない
我那覇さんの映像※で見る限り、当時、議事堂周辺では、SNSがなぜかつながらなくて、トランプ支持者たちは、連絡の取りあいができない状況で、議会の中継すら見れない状況でした。
※選挙不正と、議事堂襲撃事件についての検証動画はネット上からほとんど削除されてしまっているので、今ネット上に残っているものはほんの僅かになります。
無線機を持っているとか、よほどの人でなければ、議事堂の中で「異議申し立て」がスムーズに行われていたかどうかはわからない状況で、議会内部の状況なんてわかるはずもなく、我那覇さんの映像で見ればわかる通り、「普通の支持者」たちは、次の演説場所である議会広場に向かって歩いていただけなわけですね。それを、一部主流メディアは、侵入者が「ペンスをつるせ」と叫んだ、とかいう報道を流したりたりしていましたが、ペンスを責めるも何も、ペンスはその時、アリゾナ州の異議申し立てを承認していたわけで、トランプ支持者が怒るような行動は全く取っていないわけです。だから内部の状況も全くつかんでいない状況で侵入した人がほとんどのはずで、内部の様子がわかったとしたら、その人は、そうした「侵入」行為「犯罪行為」の「プロ」だった可能性があるのではないか、ということを、我那覇さんは示唆しています。
⑱ トランプの演説を聞いてから、議事堂に向かっても、間に合わない?
このように、普通の感覚で見ても、「この侵入者たちは本当にトランプの支持者なのだろうか」と首をかしげたくなるような、「辻褄が合わない」報道ばかりなんですよね。
議事堂の中に乱入した人たちは、トランプの演説場所(1回目の集会場所)には行かずに、はじめから議事堂の近くに待機していた人達です。つまり、トランプの演説は聞かないでいた人たちがほとんどだと思います。「集会」目的でない人もたくさんまぎれていたのではないか、という、トランプ支持の人達の予測の方が正しいと私は思います。
もちろんトランプ支持者の中にも過激な人など、いろいろいるでしょうから、議事堂に侵入しようぜ、といった悪い誘いに乗って「ノリ」で突入した人はたくさんいたのだろうし、議事堂の扉が開いていて、中に入れる、となったら、成り行きで内部に侵入してしまった「浅はかな」人達もたくさんいたでしょうが、「議事堂への不法侵入自体」は、(違法行為で、法律に沿って罰されるだけのことですから、違法行為をした人が、ちゃんと逮捕されたならば)(侵入者が政治家を殺したわけでもないし)、「ミャンマーのクーデター」のような、重大な事件と同等に論じるべきものではないと思うんですよね。
⑲ なぜ侵入者たちが議事堂のドアから侵入できたのか、それについて確かな報道がない
問題なのは、むしろ、アメリカのような軍や警察への信頼がしっかりしているはずの国で、なぜ、そのような大切な議会に、(ミャンマーのような武装した軍でもないただの一般人が)容易に侵入できたのか、という警察や警備の体制の不備の問題であって、事件当日、それについて指摘しない主流メディアの報道姿勢、その警備の甘さについて疑問をなげかけるメディアがなかったことの方が、よっぽど気持ちが悪いと私は思うんですね。(事件当日は、トランプが暴動を起こしたということを印象づける記事を書き、後日、事件の検証をしなくてはいけなくなってから、警察を責められてる記事をみると、逆に警察も被害者で、黒幕はもっと背後にいるのではないか、と、疑ってしまったりするんですよね)
⑳ 不可解な死因ばかり
ボナファイダーでも出ていましたが、今のところ、5人の死者の中に、「トランプ支持者による暴行」による死者は、一人もいません。警察官に銃に打たれて死んだのは、トランプ支持者が1人だけです。他に4人が死んでいますが、彼らの死因が誰も銃撃や暴行などではなく脳卒中とか、心臓発作とか、なんだかとても不自然です。この事件の名称が「襲撃事件」ですから、トランプ支持者による襲撃によって、議事堂の中にいた人がたくさん暴行を受けているなら※「襲撃事件」の名称は正しいと思いますが、実際死んでいるのは(トランプ支持者)側とされる侵入者1人で、この女性は、武器も持っていなかったし、警察に暴行を加えることもしていません。窓から入ろうとしていた段階で、警官に撃たれて死んだからです。(もしこの場面で撃たれたのが白人ではなく黒人だったら、BLMはこれに対しても「黒人の命を大切にしろ」といって警官に抗議したのか、聞いてみたいような気もするのですが、その話はともかく・・)、さらに、この事件の後、現場の警官が何人か自殺しているのも、あまりにも不可解です。軍が出てきて、侵入者はみんな無事逮捕されたのだから、「悪者」を捕まえた側であるはずの警察が事件後になぜ、自殺までする必要があるのか。こんな不自然なことだらけなのにその「不自然さ」を指摘するメディアが(日本の主流メディアに)ないことも気持ち悪すぎます。
※について訂正します。ごめんなさい
暴行を受けているなら(訂正前)→暴行で亡くなっているなら(訂正後)
暴行死はいないものの、警察への暴行については、実際に行われていたのは確かなので、この文は語弊がありますので、訂正します。ごめんなさい(8/28) 当時ネットで出回ってた内部映像では、中に人を入れようとして、煽っている人が何人かいたのは記憶に残っているのですが、警察を殴ってる人の映像を見た記憶がないので、私の情報が偏っているものと思われます。襲撃計画に誘われたと証言している逮捕者がいるのは確かなので、過激な支持者が、襲撃や暴力に加担したのは事実のはずです。「FBIによる罠」という記事もありますが、それもまだ検証できないので、わからないとしかいいようがありません。警察があまりに多くの情報を隠しているので、検証しようがありません。(トランプ支持者が警官を消化器で叩いて殺した、という記事については、遺体に外傷がないことから嘘だと判明していますので、暴行による死者がいないことは事実です)
㉑ まるで名探偵コナンの推理問題のよう
なんか、議事堂襲撃事件は、まるでコナンの殺人事件検証みたいに、解読を要する「不可解な」事件です。
フォックスニュースのタッカーカールソンも、この事件は「謎が多すぎる」と言っています。
そして、結果として、この事件によって、トランプ側の「不正選挙の主張」は却下され、バイデン就任が決定したわけです。そしてトランプ支持者たちは、この事件当日、集会に行っていたことを言うと暴徒扱いされ、会社をクビになったりするので、建物に侵入していない人でも「この集会に参加した」とは言えない状況に追い込まれ、(州にもよりますが)トランプ支持を隠して身を守るなど、「不正選挙」を言葉にすること自体がタブーとされるような風潮が、見事に作り出されたわけです。
いずれ、真相は明らかになるでしょう(※)から、私自身は、私の曖昧な記憶にも基づいて、この不正選挙や議事堂襲撃事件について、現段階で、あまり議論したいとは思っていないのですが、ただ、トランプを貶めたい側にとっては、一石二鳥の「最高のストーリー」を作り上げることができたように見えます。
※ 2021年前半当時。その後、FBIが関与していたことなど、様々な証拠が出てき始めている。
㉒中国共産党の介入
さて、不正選挙について主張していたラトクリフやシドニーパウエルですが、去年の段階から、何度も何度も「中国共産党の選挙介入」について訴えていました。
私は、こうした重要な報道を全く主流メディアが伝えないことに一番怖さを感じました。
メディアは、バイデンに不利になる情報は一切流さない(今はアフガニスタンの件でさすがに叩かれてまいますが。)
トランプ支持者にしてみれば、不正選挙によって就任したバイデン大統領の統治というのは、「民主主義社会の崩壊」にも見え、「中国共産党にアメリカが敗れたことの象徴」のようにも映ったわけです。
㉓ビッグテックの暴走とアメリカ社会の行方
アメリカで、このような、(不正選挙をなかった事にしてまでトランプを落としたいという)ビッグテックの暴走が続き、アメリカの大半の人達はこれ(選挙不正を隠すマスコミの闇)に気づいているのに、それでもなおマスコミが嘘を重ねて言論統制を続けている時点で、今のアメリカが全体主義社会に近づいているというのは、私を含め、多くの人が危惧している所だと思います。