積極的思考の力①

以前、ワクチンの副作用についてブログで書きましたが、ひょっとしたら、ワクチンを打っている人で、私のブログを読み、不安になっている人もいると悪いので、少し補足させてもらいます。

私の娘はワクチンは打っていませんが、私の身内で(仕事や学校の関係で)ワクチンを打っている人もいます。(医療関係者の親戚が20代でいるのでその人はもちろん打っていますし、学校で強くすすめられて打った子もいます)

接種後、血が交じる痰が出るようになり、一時、心配になった子もいます。

ただ、ワクチンを打った身内に対して(3回目はさすがに打たないように言っていますが)、反面、打ったことを心配しすぎるのも良くないと、私は考えています。

というか、医者や科学者というのは、「悪いこと」「マイナス面」を強調する傾向があるので、ワクチンを既に打っている人は、(私が過去のブログで紹介したような)反ワクチンの記事などは、あまり読みすぎない方がよい、と、思います。(もっとも、ボナファイダーなどの反ワクチン系の記事はほとんど今は削除されてしまっていますが。あれらの記事は、まだ日本での本格的なワクチン接種が始まる前に書いたものなので、ワクチン接種に悩んでいる人が情報収集するときの参考になればよいと思って、書いたブログです。)

こうしたもので、ワクチンに反対する記事を読むと、モンタニエ博士など、とても大げさに書いているので、心配になる人もいるかもしれません。

もちろん、一部ネット番組などを見れば、一定数の人が、ワクチンのひどい副作用に苦しんでいるのは現実なので、そうした情報をマスメディアが隠蔽するのは大問題で、国として、なんとか救済策を整えるべきだと私は思ってますし、3回目のワクチンの推進についても、私自身は、個人的には反対の立場です。(ワクチン後遺症がつらい人は、長尾和宏医師のチャンネルなどを見ると、コロナ後遺症と同じ治療をしているようなので、参考になるものがあるかもしれません。コロナ治療と同じく、イベルメクチン、亜鉛、ビタミンC、ビタミンDを処方しているようで、時間が立つと、回復している人も多いようです。)

ネットのコメントなどで、「ワクチンを打った人はもう人生おしまい。かわいそうに。」みたいな辛辣なコメをみかけることもあります。

ただ、私自身は、そういう意見の人は「気の毒だな」と個人的には思っています。そういう人は、ワクチンごときで人間が壊れるほど、人間をかよわい存在だと考えているのだと思います。(あるいは、人生を勝ちまけでしか判断できず、ワクチン反対の自分の主張と対立した人間は負けで、不幸になればいい、と考えているのだと思います。)

でも人間は、生きている間に、様々な毒素(着色料や防腐剤や殺虫剤など)を含んだ食べ物を接種しているし、排気ガスだとか、体によくないものもしょっちゅう接しているわけです。だけど、80歳90歳まで長生きしている人はたくさんいます。放射能を浴びたって、90歳まで生きている人はたくさんいます。

私は、人間の身体は、ワクチン2回打ったぐらいで、ダメになってしまうほど、ヤワなものではない、と、考えています。

だから、私の身内で2回ワクチンを打った子には、「自分は副作用なんかに負けるようなヤワな人間ではない」と自分に言い聞かせるように、と、言っています。

そして、私の身内でワクチン打った子も、血の混じった痰は、今はもう出なくなりました。人間の体は絶えず成長し、細胞も日々、作り変えられています。一時調子が悪くても、治癒力さえ働けば、必ずいつかよくなります。だから、たった2回のワクチンごときで人生がダメになるなんて思うほど、自分をか弱い存在だと思わないでください。

(長尾和宏医師がワクチン後遺症のドキュメンタリー映画などを作りましたが)、そうしたものでワクチンの副作用で苦しんでいる人などを見ても、「自分もそうなるかも」などと、不安に思ってはダメです。

現に長尾医師も普通に2回打っています。

実際は、副作用にならない人の方が圧倒的に多いのですから。

むしろ、不安こそが、病気を招きます。

たから、もしワクチンを打ったことが不安になっている人がいたら、「自分はそんなヤワな人間ではない」と、強く信じてください。

トランプは、コロナになりましたが、すぐ治りました。

トランプは(ワクチン義務化には反対していますが)、自身はワクチン接種を3回しています。でも、70才代とは思えないパワフルな活動を今も続けています。

そして、おそらく、トランプがあれほど力強く歩める理由は、人生観の軸に、ピール牧師の思想があるからなのではないか、と私は想像しています。

 「べし」のプリントに書いたことがありますが、私は、浪人時代に、ピール牧師の思想の影響を受けました。

ピール牧師は、トランプの恩師にあたる人です。

トランプは子供の頃、ピール牧師の説法が大好きで、教会に通うのが楽しみで仕方がなかったといいます。

私も、浪人時代に、ピール牧師などの、昔アメリカで流行っていた、ニューソート思想(キリスト教をポジティブ思考と結びつけて捉える思想)に強い影響を受けましたが

ピール牧師が、自分の運命を好転させるために、人々によく勧めていたのが、「自己暗示」です。

世界恐慌の苦しみの中で、その困難を耐え抜いて発展したアメリカの企業家は、多くが、ピール牧師などのキリスト教のニューソート系の思想や成功哲学の影響を受けていたと言われます。

世の中が不況になり、失業者があふれ、治安が悪くなり、先に希望が見えなくなってくると、人間は身体も弱り、病気になりやすくなるものです。

アメリカが大恐慌の時代、先の見えない中を苦しむ人々に、ピール牧師は、「積極的思考の力」について話し、「心には運命を創り出す力がある」と説いて、人々を励ましました。

そして、病気で悩んでいる人には、エミール クーエというフランスの心理学者の話を語って聞かせました。

エミールクーエは、「自己暗示(自己催眠)」によって、病気を治す、という、心理学的なアプローチで病気治癒を行った人で(平安時代の病気直しの僧侶とかもこんな感じだったかもしれませんが。)、末期ガンの患者の人のガンが消えてしまう、などの効果を、実際に体験した人も多数あらわれました。

彼のおかげで多くの病気が治り、19世紀のフランスでは、クーエは一躍有名になりました。

クーエは、要するに、「人間の身体は、心と深くつながっているのだ」ということを言っていて、

「心には病気を作りだす力もあり、逆に病気を消し去る力もあるのだ」と言っています。

人間の心には、ユングなどが言う「無意識(潜在意識)」の世界があり、この潜在意識が、人間の運命に大きな影響を与えている、と、彼は言っています。

そして、潜在意識をコントロールすることができれば、自分の運命をコントロールすることができ、身体を健康に保つことができる、と、述べ、

その潜在意識のコントロール方法としてクーエが提唱したのが、「自己暗示」です。

トランプも、クーエの思想に多大な影響を受けているはずなので、コロナにかかっても、ワクチン3回接種しても、自己催眠、自己暗示などをかけたりして、常に前向きに、「必ずよくなる」と信じ、「健康で仕事し続けている自分」を心に描き、その積極的な思考がトランプの人生を牽引してくれているのではないか、と、私は思っています。


※※※

クーエが言うように、「心(潜在意識)が病気を創り、心(潜在意識)が病気を消し去る」ということを、私も昔、実際に目のあたりにしたことがあります。

私の高校時代の友人で、A子という人がいました。

彼女(A子と呼びます)は、3人兄妹の長女で、幼いころから、両親が不仲で、毎日毎日、夫婦喧嘩を見ながら育ちました。父親は、時々、母親に暴力をふるいました。

ある時、まだ幼かったA子の前で、いつものように夫婦喧嘩がはじまり、夫婦の間で離婚話が持ち上がり、母親が、家を出ていこうとした時がありました。

その時に、母親は、「子供は私が育てるが、A子だけは連れて行きたくない」と言いました。

この子はいらないから、父親のあなたが育てろ、と。弟と妹は連れていくが、A子はいらない、と。

まだ小学生に入る前の、幼いA子にとって、それは、衝撃のセリフでした。

しかし、A子はその時幼かったので、母親が自分を捨てようとしている、という冷酷な現実を受け入れることができませんでした。

だから、彼女は、その出来事を「潜在意識」に封じ込め、「顕在意識」では、すっかり忘れたまま、大人になっていました。

高校1年生の時でした。

私はA子と同じ部活で出会いました。

毎日仲良く過ごすうちに、ある時、A子が心身症に悩まされていることを知るようになりました。

得体のしれない身体の痛みが彼女を押し寄せ、彼女は、時折、立つこともできなくなって、うずくまってしまうんですね。

ある時彼女は、ある心療内科の医者に行き、彼女のその「病気」の原因は、実はユングの言うような「潜在意識(無意識)」にあるのではないか、ということを考え始めるようになりました。

私は、彼女が自分の「心の悩み」と向き合う時に、それを一緒に立ちあって見ていくことになりました。

彼女は、成績優秀で、優等生で、親の勧めで、ある女子中学校の有名進学校に入学し、学年1番の成績でがんばりつづけてきた過去を持っていました。

母親はA子が自慢でした。三者面談をすると、担任の先生は、いつもA子を褒めてくれました。「優秀なお子さんですね。しっかりしていて、クラスのリーダーをし、がんばりやさんです」と褒めまてくれました。そして、母親が満足気でいるのを横目に、彼女は、猛勉強を続け、母親の期待に沿えるように頑張り続けました

ところが「1番を維持する」のは、本当に大変なことです。並大抵のことではありません。

彼女の頑張りにも限界がやってきました。自分を追い抜く子がどんどん出てきます。

A子は焦りました。

しかし、焦れば焦るほど空回りしてしまいます。

成績はどんどん落ちていきます。

1番でいつづけることができなくなった時に、学校である事件がおこりました。

~以下次号~



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