世界大戦の瀬戸際に立って 1
〜世界大戦は7月11日にはじまる?〜
今回のウクライナ紛争を引き起こした黒幕の一人である ネオコンのビクトリア・ヌーランドが
「7月11日に世界大戦が始まる」と言って以来、
私も緊張が高まり、
ここのところ、Twitterに費やす時間がつい 多くなっていました。
その後、ゼレンスキーは「ロシアがザポリージャ原発を攻撃しようとしている」と訴え、
アメリカは反転攻勢に苦戦するウクライナに対し、クラスター弾の供与を決めました。
ウクライナのNATO加盟に反対だったトルコも、ゼレンスキーとの会談後 賛成へと変わり、
7月11〜12日にはNATOサミットがあるので、ウクライナのNATO加盟について協議されるようです。
ロシアの方針では、「ロシアがNATOとの戦争に突入したときには ロシアは核を使う」ということがはっきりと述べられています。
武器支援がエスカレートし、核戦争や世界大戦の瀬戸際に立たされているにも関わらず 日本のマスメディアは、この危機の深刻さについて、ろくに報道していません。
この現実があまりにも恐ろしく、
まるで夢を見ているかのような心地すらしています。
昨年に続いて今年も 心休まる時がない日々でしたが
そんな折、Twitterの閲覧制限が起こり、それと同時にイーロン・マスクが
「家族との時間を大切に」とツイートしていました。
情報の錯綜するこんな不安定な時代だからこそ、
ついスマホに見入って情報を追ってしまったりするわけですが、
反面、
こうした先の見えない不安定な時代だからこそ、
「家族との時間を大切にするべきだ」という
マスク氏のツイートを読んではっとさせられもしました。
〜己の内に平和をもたらすことから始める〜
私は2020年以降、世界は情報戦の中にいると思ってきたので、ここ数年は、そうした目でマスメディア情報を見てきたのですが
しかし、この氾濫する情報にのまれながら一喜一憂して過ごしたところで、
己の人生を切り拓く力を持っているのは、
結局のところ、己自身でしかありません。
ここまで来たら、
もはや
世界大戦が回避できるかどうか、という人類の未来は、
残念ながら、私一人が足掻いたところで どうにかなるものでもありません。
きっと神のみが知る未来でしょう。
クリスチャンたちが言うように、
今という時代が
ヨハネ黙示録の終末戦争の時代に当たるのかどうかは
私にはわかりません。
坂東忠信氏が言うように 果たしてクリスチャンであるプーチンが ヨハネの黙示録を意識して、ハルマゲドンを起こそうとしているのかどうか、私にはわかりかねます
情報戦の飛び交うネットの中にいると、我々はつい「疑い深い人間」になっていきがちです。
でも、ネットの画面に入り込みすぎて 家族や友人との絆、人間性への信頼、こうした人生の大切なものを希薄にしてしまうなら、
それは本末転倒になってしまいます。
スマホの時間が長くなりがちな世情ではありますが、
皆さんも、どうかスマホに時間を取られすぎ、大切な家族や友人との時間を 疎かにしないようにしてくださいね。
先般はトランプが
「今は最終決戦の時であり、
この戦いは、グローバリストとの戦いであり、
この戦いに負けたら、
アメリカという国は無くなる」
と、熱く語っていました。
馬渕睦夫氏が十年前に予言した内容と同じことをトランプが言っているのを見て
改めて馬渕睦夫氏の先見性、洞察力に驚かされている今日この頃なのですが、
馬渕氏は、
世界を平和にするためには、
「他者を変えようとするのではなく、己を浄化しようとすることが大切」だとも語っています。
~読者に感謝~
こんなご時世だからこそ、
いつ死んでもいいように、遺言と思って語っておきたいのですが、
今まで 私のブログに対して感謝の言葉を寄せてきてくれた生徒にも
反論を寄せてきた生徒にも
私としては 感謝の想いしかありません。
反論に対して、かなりスルーしてしまった人もいたので
「無視された」と思って怒っている生徒も一部いたかもしれません。
ただ、私としては 学生相手に 口論したくありませんでした。
(Twitterを見れば、様々な論点で両陣営わかれて口論しているので、それを生徒と再現する気は起こらなかったのです)
トランプ側の言論を支持してきた私にとって、私が批判したい相手は、
反トランプの人達でも
反プーチンの人達でもなく、
意図的に世論誘導するビッグテックやマスメディアでした。
ブチャの虐殺のメディア報道などを見れば、普通の人間性を持った人ならば、「プーチン憎し」の気持ちが湧いてくるのは当然のことなので
「ウクライナに武器支援しなければならない」と主張する人達に対して
批判の矛先を向けたいという気持ちは 私には湧きませんでした。
(私はTVも新聞も 権力者や戦争屋や資本家の道具だと考えており、ブチャ虐殺は、ナイラ証言※と同じく、世論をウクライナ支援に傾けるためのプロパガンダだと考えていて、ロシア側がやったと考えていません。
私のブログに反論してきた生徒とは、「信じている情報元」が違うだけだと考えていたので議論したくなかったのです。)
トランプやプーチンを危険視する主流メディアの言論を、たくさん見聞きしてきた人からしたら、
私のブログは、
あまりにも世間(主流メディア)の考えとかけ離れているので、
私に対する不信感を抱く人が出てくるのも ある意味仕方がないだろうと考えていました。
私も
その昔湾岸戦争がおこる頃には、
マスメディアのフェイク報道(ナイラ証言※)にだまされて、
フセイン=極悪人、というアメリカの論調に同調してしまった過去があるので、
新聞やテレビ報道を信じる人達を バカにする気持ちも 私にはありません。
また、私がこのブログを書くことで、
読者が、私と同じ言論(コロナワクチンへの反対、ウクライナ批判、トランプ支持などの言論)を主張し、そのために世間の人にバカにされてしまったり、笑われてしまうことがあったとしたら 申し訳ない、と思っていたので
私のブログに同調してくれた生徒に対しては、
感謝とともに、
嬉しいような、嬉しくないような、、
複雑な気持ちもあり、
途中からは、ブログを書くことがきついと感じることもありました。
様々な読者の反応を見ながら
私の表現に もう少し工夫するべき余地があったのではないか、
とか
言葉足らずな点があったのではないか、
とか
配慮が足りない部分があったのではないか、
といった反省も含めて
多々考えさせられ勉強させられました。
そして途中からは、読者に迷惑が及ばないよう、
なるべく情報のソースを公開するように心がけるようにしてきました。
(トランプ言論、ロバートケネディJr言論 YouTubeのチャンネル桜やCGS、トータルニュースワールド、茂木誠氏、馬渕睦夫氏、伊藤貫氏、渡辺惣樹氏、タッカーカールソン氏、山口敬之氏、「カナダ人ニュース」のやまたつさんなど。)
メールをくれたり意見を書いてくれた生徒たちには感謝しかありませんが、
きちんと納得がいくまで議論したかった生徒にとっては、
私が、あまり丁寧な返信をしなかったことに対して、
不満や、不完全燃焼感もあったかもしれませんね。
この場を借りて、お詫びしたいと思います。
一人ひとりの想いに 答え切れない未熟な私であったこと、
ごめんね。
~私と同じ意見でなくてもよい~
それでも、あえて マスメディアと反対の言論を出したのは、
これを機に
みんなが 自調自考するようになることを促したかったからでもあります。
私のブログを機に、みんなが何かを調べはじめ、
マスメディアで学んできた自分の思考をもう一度相対化し、自分で考える、
というプロセスに移っていってくれたならば、
生徒(読者)のたどり着いた結論が
たとえ私とは反対側の結論(主張、政見)であったとしても、
私は 自分のブログを書いたことは 無駄ではなかった、、と思っています。
なぜなら、
私のブログの目的は、
杉山大志氏が言うように、
私と同じ意見の人を増やすことではなく、
「自考できる人」を増やすことだからです。
※ アメリカのプロパガンダで、戦争支持の世論を作った湾岸戦争、イラク戦争について
【ナイラ証言】動画(You Tube)
1990年のニュースステーション報道(CNN報道から取ったこのニュースは、戦争後フェイクと判明した)
世界一受けたい授業(ナイラ証言は、戦争を起こしたいアメリカの勢力が作り出したプロパガンダだったことを説明)
~敗戦で世論が180度変わった日本~
それでも、皆さんに伝えたいのですが、
今みなさんが学校教育やマスメディアで学んでいるものが、必ずしも、この先も続く「永遠の真実」とは限らない、ということです。
例えば、80年前の日本で
戦争肯定の世論を作り出したのは、
主にマスメディアと学校の教員たちです。
当時の日本のマスメディアも教員達も、
鬼畜米英を倒すことが日本の平和を守る道だと信じていました。
彼らは彼らなりに正義と平和を求めて必死に生きていたのだと私は思います。
しかし、
戦争が終わり、世論は180度かわりました。
敗戦前、高い地位にいた戦争支持者の学者や教員関係者達は、
敗戦後は職を追放され、
戦争に反対していた丸山眞男氏のような人が
かわりに東大の教授として持ち上げられることになりました。
かつては戦争推進派だった朝日新聞も 戦後は反戦論調に舵をきり、
日本の世論は、敗戦を経て、180度の転換を余儀なくされたのです。
「米英=悪」という論調から、
憲法9条に象徴されるように
「戦争そのものが悪」「戦争に向かった戦前の日本が悪」とされる時代へと
学校教育もマスメディアも一変しました。
朝日岩波系の左派言論人が言論界で力を得る時代となり、
ソ連崩壊後もなお、学者の世界はリベラル左派が多いです。
~世論は変わってゆく~
2022年のウクライナ侵攻がはじまると、
右寄りの産経新聞だけではなく
護憲であるはずの日本の左派メディアまでもが、
「先に侵略したロシアが悪だから、侵略者であるロシアを制裁しなけらばならない」という論調となり、ゼレンスキーを応援しはじめました。
産経や読売新聞がゼレンスキーを応援するならまだしも、
護憲論調であったはずの人達が、
いとも簡単に「戦争=悪」の言論から、
「ロシア=悪」となり「ロシアは叩きつぶさねばならない」という言論へと
変わっていくのをみて、私は、
「左派メディアが求めているものは、一体何なのだろうか」
と少し混乱しました
「ロシアの武力侵攻=悪」と認定するということは、
「ロシアを制裁しなければならない」という理論になり、そのまま戦争支援政策につながります。
結局のところ、
マスメディアは、一貫した価値判断を持っていないのかな、という気がしました。
結局、世論なるものもまた、
「無常なるもの」「はかないもの」「うつりかわってゆくもの」なのでしょう。
昨年は 右から左まで日本のどの新聞も、「英雄」とほめたたえていたゼレンスキーだって、
数年後には
ヒトラーのように「世界大戦を引き起こした悪魔」と言われるようになるかもしれないのです。
学生時代 私の周りではたくさんの人達が弁護士を目指して司法試験の勉強を
していました。「弁護士」になれば、年収が1000万以上は当たり前で、
花形職業だと言われていましたが、現在の弁護士の年収はほとんどの人が
500万にも満たないといわれます
世間の評価は変わり、「花形」と言われる仕事も時代によって
あっという間にうつり変わります。
現代日本では「花形」である「国家公務員」(財務省)の仕事(税金を集める仕事)は、
イエスキリストが生きていた時代には、娼婦と同じく最下層の仕事でした。
世間の評価も反応も、無常なもの(うつろいゆくもの)です。
だから、みなさんは、自分の将来の仕事を決める時に、「世間からほめられる仕事」をめざすのではなく、「その時点で世間にもてはやされている言論」に乗っかるのでもなく、
「自分が真実生きがいを見出せる仕事」「自分が悔いの残らない生き方」を選ぶようにした方がよい、と
私は思います